壬生の手揉み茶

  • 540円(内税)
内容量 20g 自園栽培、手摘み、手揉み、品種はやぶきたです。

壬生町のお茶畑で育てたお茶を使っています。
五月初めの柔らかい新芽を手摘みし、その日の内に手揉みで作った手作りのお茶です。
肥料は混合肥料を定期的にやっています。それに不定期ですが、芳賀町のドン亀堆肥、草や葉っぱを枯らしたものを入れています。また農薬はチャドクガが発生した時だけ殺虫剤をピンポイントで使います。チャドクガは直接さわらなくても全身がかぶれ、とても耐えられません。他は例えば今だと、炭疽病や輪斑病が出ていますが、これは病気の葉っぱを1枚1枚摘み取ります。クワシロカイガラムシが多く出た時は枝に着いた雄繭のコロニーを手で擦り取ります。薬を使わないのはなかなか手間がかかります。といって有機栽培を目指している訳ではありません。500本だけの茶畑なのでできる事だと思います。
できるだけ多くの有機質肥料を入れ、なるべく薬を使わずに畑を自然な生き物の状態に保つのは、それによってお茶の葉が日々、また年々どう変化しどう成長していくかを観察するためです。茶畑には、短時間ですが、毎日行くようにしています。お茶の葉の声が聞こえ、お茶と会話ができるようになることを目指していますが、まだまだ先は長いようです。
さてこのお茶を飲む時の淹れ方は、湯冷ましをしたお湯でゆっくりと淹れることをおすすめしています。ほのかな甘みを感じ取れたら、それは堆肥の効果ではないかと思います。堆肥はそんなに大量に入れているわけではないのですが、少しずつでもコンスタントに入れてきた効果が現れてきたのかなと思います。自分では割と上品な味だと思うのですが、いかがでしょうか。
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