内容量 20ｇ 静岡県岡部町産
尾村甫さんの玉露です。玉露は今では寒冷紗を使って覆いをすることが多いのですが、尾村さんは昔ながらのよしずとわらを使った本ず玉露です。尾村さんの玉露はヨーロッパへ主に輸出されています。
玉露は江戸時代の末頃生まれたお茶です。抹茶原料の碾茶の製造過程で生まれた覆いをするという技術と、蒸し製伸び煎茶の手揉み技術が融合してできたと考えられます。覆いは新芽が出始まってからしますが、覆いをするということはつまり日光を遮るということです。その事によってお茶の甘味・旨味成分であるアミノ酸の割合が高くなります。
したがって玉露はその甘味・旨味を充分に生かすことを目的とする淹れ方をします。おすすめの淹れ方は、
玉露１０ｇ、60℃のお湯60�奸⊃蚕仍�間120秒です。日本茶インストラクター協会の公式の淹れ方です。(50℃、150秒の淹れ方もあります。)これは３人分です。低温で淹れる事によってアミノ酸の割合が増えます。
でも、３人分の淹れ方って。それでは１人分を淹れる時はどうしたらいいのでしょうか。例えば玉露５ｇ、お湯30�佞任發いい隼廚い泙后Ｉ現狹�な淹れ方が３人分として大体の比率で考えればいいのではないでしょうか・。どちらにしても湯吞みは小さいもの、お酒を飲むお猪口位のものがいいです。急須は宝瓶という茶器があるのですが、普通の小さめの急須で充分です。
