釜炒り茶

  • 719円(内税)
 お茶の種類は色々ありますが、お茶摘みをして葉っぱの中にある酸化酵素を働かせるかどうかによって分類すると、緑茶、ウーロン茶、紅茶に分かれます。緑茶はお茶摘みをした葉になるべく早く熱を加え、酸化酵素の働きを止めて作るお茶です。この時蒸気をあてて製造すると普通の日本茶になります。釜炒り茶は蒸気ではなく、釜で炒って酸化酵素の働きを止めます。味や香りが普通の日本茶とは全く違うお茶です。
 大陸では明の時代にお茶は釜炒り茶が一般的になりました。現在の中国でも緑茶と言えば釜炒り茶の事です。日本にも江戸時代にはその製法が入ってきました。その頃は日本でも釜炒り茶が結構飲まれていました。その後日本では蒸し製の緑茶が中心になりましたが、釜炒り茶は九州の一部で製造されてきた歴史があります。
 当店の釜炒り茶は静岡県産です。香駿という品種と静7132という品種をブレンドしています。
おすすめの淹れ方は、
 お茶の量2.5g、お湯の量120ml、お湯の温度熱湯、浸出時間2分 です。
釜炒り茶は湯冷ましをして旨味を楽しむお茶ではありません。釜で炒った独特の香りを楽しんでください。
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